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5話 壊れた感情、歪む世界

Penulis: みみっく
last update Terakhir Diperbarui: 2025-10-21 06:00:52

 彼女のスカートは無残にも捲り上げられ、下着は太ももに食い込むように下げられている。いつもは制服に隠された、小ぶりで可愛らしい胸が、男の身体が打ち付けられるたびに、ぷるんと震える。その光景が、俺の心に深く刻み込まれていく。

 ぺちゅ、ぺちゅ、と肉がぶつかり合う音が、俺の鼓膜を激しく叩く。カオルは、もう、ほとんど意識が飛んでしまっているかのようだ。頭を後ろに反らし、瞳を閉じて、快楽に身を任せている。

 「ああぁっ、んんっ、んぅ……」

 腰が何度も激しく突き上げられるたびに、彼女の白い太ももがぴくん、と跳ね、割れ目から男のものが抜けては、ねちゅ、ねちゅ、と湿った音を立てて再び挿入されていく。俺は、その光景から目が離せなかった。不快感と、どうしようもない興奮が、俺の体を支配していく。今まで見たことのない、淫らに開かれた彼女の姿に、俺の息子は熱を帯び、硬く膨張していった。

 俺は、カオルが快感に喘ぐ姿を見ながら、自分の息子を握りしめ、ゆっくりと上下に動かし始めた。

 ぺちゅ、ぺちゅ、と聞こえる音に合わせるように、自分の手も動かしていく。俺の好きな人が、他の男に抱かれている。その事実が、俺の理性を焼き尽くし、ただただ、本能的な快楽だけを求めていた。

 俺の視線は、カオルと先輩の絡みつく身体から離れることができなかった。不快だったはずなのに、いつの間にかそんな感情は快感に塗りつぶされていた。カオルが快楽に喘ぎ、目を蕩けさせるたびに、俺の心臓は激しく高鳴る。

 「んっ、あ……ぁあ、んん……」

 か細く甘い喘ぎ声が聞こえるたびに、俺は自分の熱を持った息子を、無我夢中で扱いた。カオルの胸が揺れ、腰がぴくんと跳ねるたびに、俺の手つきはさらに激しくなる。

 何度も、何度も、頭の中ではカオルが俺に抱かれている妄想が駆け巡っていた。先輩の代わりに、俺がカオルの身体を突き上げ、彼女の喘ぎ声を独り占めしている。そんな現実とは違う世界を思い描くことで、俺の興奮はさらに高まっていった。

 そして、俺の理性はついに崩壊した。熱いものが込み上げ、視界が白く染まる。ドクドクと脈打つ身体を震わせながら、俺は茂みの陰で、何度も、何度も、カオルの淫らな姿に夢中になって射精を繰り返していた。

 それからというもの、家に帰っても興奮は収まらなかった。ベッドに横たわると、昼間に見てしまったあの光景が鮮明によみがえる。快楽に顔を歪めるカオル、肉が打ちつけ合う音、甘く蕩けるような喘ぎ声。モヤモヤとした不快な感情が湧き上がるたびに、それを打ち消すかのように、俺の身体は本能的な衝動に突き動かされる。

 俺は、あの時のカオルの姿を頭の中で何度も再生し、熱を持った息子を扱き続けた。そして、行き場のない感情と混ざり合った熱いものを、白いシーツの上に何度も何度も撒き散らす日々を送っていた。

 学校でカオルとすれ違うと、俺は反射的に目を逸らしてしまう。彼女の幸せそうな笑顔を見るたびに、昼間とは違う、別の感情が胸を締め付ける。あの昼休みの出来事が、俺とカオルの間に、どうしようもない溝を作ってしまった。もう、昔のように笑い合うことなんて、決してできないのだろう。そう思うと、胸の奥がひどく痛んだ。

 翌日の放課後、俺は一刻も早く教室を出ようとしていたところで、ご機嫌そうな、しかしどこか違和感を覚える、作り笑いのような表情のカオルに呼び止められた。

「ユウくん、久しぶりに一緒に帰る?」

 親しげな声とともに、彼女の指先が、俺の肩に触れた。その瞬間、俺の身体にゾワッと不快な悪寒が走る。心も、全身が反射的に、彼女の存在を拒絶していた。俺は、長年好きだったはずのその手を、まるで汚いものでも払いのけるように、強く振り払った。

 初めてカオルに触れられ、全身に不快感が走った。あれだけ、彼女に触れたいと願っていたのに……。人も感情も、一瞬で変わってしまうものなのだと、改めて思い知らされる。

「……触んなよ。俺に近寄らないでくれるか」

 俺の言葉は、まるで氷のように冷たかった。完全に拒絶された瞬間、カオルは意味がわからないといった顔で、驚きに目を丸くしていた。その表情に、ほんの少しだけ罪悪感を覚えたが、それもすぐに、彼女に対する不快な感情に掻き消されていった。俺はもう、あの頃の俺じゃない。そう心の中で強く念じながら、彼女に背を向けた。

「……あっそ、別に……イヤならいいけど……」

 そう言って、彼女は言葉ではツンとした態度を取ったが、その顔は明らかに動揺していた。

「……前に言ったこと、気にしてるの? 酷いこと言って……ごめん。ちょっと、言い過ぎたって後悔してたの……あ、あのね……」

 カオルがそう言いかけたところで、俺は彼女に背を向けた。

「俺は、もう別に……気にしてない」

 そう投げやりな返事を返し、俺は一度も振り返ることなく、その場を足早に立ち去った。カオルの、戸惑ったような表情が、瞼の裏に焼き付いて離れなかった。

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